はじめに

創業明治10年の鵜舞屋は岐阜の名産品の「鮎」加工品を日本全国に販売しております。

岐阜の伝統文化である鵜飼いの「鵜」が舞う様な幻想的な岐阜の雰囲気と、食品製造業として「うまい」を大切にする心の意味を掛け合わせて鵜舞屋と命名しました。
以来、昔ながらの製法を頑なに守り続け、皆様に安心安全な食をお届けしております。
 
 

プロジェクトのきっかけ

核家族化が進む現代。

共働き、ひとり親など、様々な事情で晩御飯を一人で食べるこども達、中には給食が１日のうちで唯一の食事というお子さんもいる現状を『たけはなこども食堂』を運営する方からお伺いしました。


▲『たけはなこども食堂を利用するこどもたちと親御さん』※掲載許可をいただいております。

そんなこども達やお仕事で忙しい親御さん達の笑顔の食卓のお手伝いがしたい！
そして、せっかくなら、岐阜の食文化である鮎を一人でも多くのこども達に味わってほしい！という思いからこのプロジェクトを始めました。

プロジェクト達成されると約100人のこども達に旬の鮎を楽しんでもらえます。

清流のくに岐阜の食文化を若い世代に知ってもらうため、ぜひこのプロジェクトを一緒に達成させませんか！


 

鮎文化とこども達の現状

岐阜にとって鮎は名産品だけでなく岐阜県民の「宝物」です。

岐阜市の小学生は5年生になると学校行事の一環で鵜飼い船に乗船し、日本の伝統文化の鵜飼いを体験します。
しかし、コロナ禍で毎年行われてきた貴重な体験は中止されており、鵜飼を体験する機会が減ってきています。
私たちは岐阜の食材を取り扱う者としてこの現状に危機感を覚えております。

そして、若い世代にも岐阜の食材のおいしさを知ってもらえるような活動を多数行っております。
例えば、岐阜県内の高校生との協同開発商品をつくる活動。
その中で高校生の率直な意見を聞くことが出来ました。

「ご飯のお供に佃煮は食べへんけど、ふりかけなら毎日食べるよ」

その言葉から、高校生と鮎ふりかけを開発し、2017年には岐阜市内7中学校の給食で提供されました。





食生活が変化している中で、食としての鮎に触れる機会を増やし、さらには自分たちの身近に素晴らしい伝統文化が今もあるという事を知る時間を持ってほしいと考えます。
そしてそのために若い世代の率直な意見も採り入れ、岐阜の食文化のすばらしさを伝えられるような商品開発に励んでおります。

 

旬の鮎

4月～6月　一年魚である鮎は稚鮎から若鮎に育つ時期です。
この時期の鮎は体長約８～10センチほどで骨まで柔らかく丸ごと調理できるのが特徴です。




鵜舞屋では年に1度この時期だけ、水揚げした鮎をその場で氷で活〆にし、工場ですぐに炊くという事をしております。
旬の鮎をぜひ子どもたちに、そして皆さまに味わっていただくためのリターンを多数ご用意しております。

▼活〆（いけじめ）小鮎やわらか煮の紹介動画



 

プロジェクトへの想い

▲『たけはなこども食堂を利用するのこどもたち』※掲載許可をいただいております。

こども達は日々の生活を通して、様々な事を吸収していきます。
どの土地で育ったか、何を体験したか、日々の経験がその子達の当たり前になっていきます。
ご飯を食べる…毎日毎日繰り返す日常の当たり前の時間が、笑顔であふれる時間になり、岐阜の地で育ったこども達が、岐阜の文化を誇れるように。
このプロジェクトを通して、こども食堂のこども達、そしてご支援してくださる皆様にも岐阜の食文化を知って頂きたいと思っております。

 

なぜクラウドファンディングを活用するのか

プロジェクトの目的のみを追うのであれば、ただ鵜舞屋がこども食堂を支援する事や、鮎文化を広める活動を自治体と共にしていく事も可能ではあります。
しかし、クラウドファンディングを活用することで、プロジェクトのきっかけで述べたようなこども食堂を利用するこども達の現状や、守り継ぎたい岐阜の食文化を、そこに関連がない方にも知ってもらうきっかけになると確信しております。

また、岐阜県羽島市を拠点に『こども食堂ぎふネットワーク』を運営する宮崎さんとのお話の中で我々がサポートできるヒントがありました。

「こども食堂だから、安心安全でなくていい理由がない」

そう語る宮崎さんの言葉が印象に残っています。


▲『こども食堂ぎふネットワーク』を運営する宮崎さん

安心安全の食の提供という事でいえば、こども食堂にはまだまだ課題があります。

その一つが食品の衛生管理の仕方です。
我々は、食品を扱う会社として安心安全な食品の提供をサポートさせていただくためにも、クラウドファンディングの形を選びました。
 

資金の使い道

□活〆小鮎の製造量の３％をこども食堂に提供いたします。

□クラウドファンディングで集まった資金の3％は安心安全な食を提供する為の衛生費用として、『たけはなこども食堂』へ寄付いたします。



 

実施スケジュール

4月28日：クラウドファンディング募集開始

6月7日、6月14日：『活〆小鮎やわらか煮』を炊き上げます。
※鮎の成長具合で若干の変更がございますが両日とも当日中に最も新鮮な状態で炊きあげます。
（※包装や保存の為の処理をした上で、お届けします。）

6月14日：クラウドファンディング募集終了 リターン発送開始 
6月中にすべてのリターン品を発送致します。

 

十六銀行真砂町支店から鵜舞屋さんの紹介

 

年に一度の『活〆小鮎やわらか煮』を、ご家庭で、また大切な人の贈り物として味わえる、そしてプロジェクトが達成した場合には「こども食堂」を利用する約100人へ子どもたちが「ぎふの食文化」に触れることのできるすばらしい企画です。
鵜舞屋さんだからこそできるものであり、ぎふの食文化を盛り上げる新たな取組みになると期待しています。また、今回のプロジェクトでは、多数お礼の品が展開されます。おいしい岐阜の食文化を味わって、ぎふの食文化を地元の子どたちへ知ってもらえるよう、皆様の応援をよろしくお願い致します。（担当：山根 章義）

 

最後に

『こども達の食卓の真ん中に「笑顔」と「食文化」を！』を、合言葉に今回のプロジェクトに取り組みます。
岐阜の食文化のすばらしさ、そして鵜舞屋の商品の「うまい！」を地元のたくさんの世代の方に広げていきたいと思っております。
ご支援の程、宜しくお願いいたします。


 

＜募集方式について＞

本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

<プロジェクトへの寄附について>
本プロジェクトへのご寄附は、税制上の優遇措置の対象ではありません。