お知らせ2024年5月2日 11:30

フードバンクとやま「2次避難高校生への食料配送と保存環境づくり」

前回開催されました富山県内のNPO団体等の情報共有会議にて

特定非営利活動法人フードバンクとやま

の災害復興支援の活動の様子を発表もいただきました。

今回はその活動内容についてご紹介いたします!

 

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フードバンク活動は、まだ食べられるものを無償でいただき、無償で届ける活動で、いち早く被災者に食料を届けることができる。
1月1日夜、七尾に水を届けてほしいという要請があり、被害のない近隣のフードバンク団体として、東京と長野のフードバンクをつないだ。そのあと1月7日から10日間、七尾で炊き出しをした。
その後、富山県内の被災者に防災備蓄を提供すると、ほとんどなくなってしまった。
SNSで呼びかけたところ、広島、愛媛、岡山からも支援があり、2トンを届けた。七尾では、フードバンクジャパン七尾の富田さんにも会えた。
第3便は1月下旬。その頃は、栄養ゼリーや羊羹などが喜ばれ、炊き出しの後方支援をした。

富山では・・七尾から射水市に集団避難していた高校生に冷凍食品を届けることができないか?という相談を受けたが、滞在先の民宿にある冷凍庫には入りきらなかった。
そこで、フードバンクとやまが冷凍庫を2台設置したことで提供された物資を届けることができた。
冷凍庫を運び入れた日は、ちょうど高校生が来た日で、さっそく運ぶのを手伝ってもらった。

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最初は緊張した表情だったが、一緒に作業する中で笑顔になってもらえた。
県内の高校生と交流試合をしたり、いろんなところから支援いただいた食べ物や飲み物を美味しそうに食べ、子どもたちだけで避難してきた高校生だったが元気に過ごしていたようだった。
3月になって高校生が地元に帰るときには、民宿の方とお互いに大号泣したときいている。
その後、その冷凍庫は七尾に。冷凍保存ができるので賞味期限の短いパンや餅も届けられるようになった。
フードバンクには毎年鏡餅がたくさん集まるが、それを見た被災者の方に「やっと正月が来たね」と喜んでもらえた。

2015年の水害で広島に物資を届けたことがあったが、今回、その時の恩返しだといって広島からもたくさんの物資をいただいて、届けることができた。そういったご縁もあった。

和倉で炊き出しをした時、新幹線延伸のニュースを見てお客様に来ていただけない状況に本当に悔しい思いをされていた。

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支援活動によって明るい兆しが見える反面、

本来ならばできていたことができないもどかしさも、まだまだ否めない現状です。

リアルな状況をお聞きして、改めて支援について考えさせられるお話でした。

令和6年 能登半島地震 富山県災害支援金「とやまささえあい基金」【OCOS公式】

集まった金額
183,000円
現在
183 %
目標金額 100,000円
参加人数 38人
残り日数 募集終了
オーナー OCOS(公式)+認定NPO法人まちづくりスポット

【とやまささえあい基金へ】1,000円の支援


¥1,000

【とやまささえあい基金へ】5,000円の支援


¥5,000

【とやまささえあい基金へ】10,000円の支援


¥10,000

【とやまささえあい基金へ】50,000円の支援


¥50,000

【とやまささえあい基金へ】100,000円の支援


¥100,000