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お知らせ2024年5月9日 09:00
メンタルケア協会富山事務所「心のケアを行う無料相談活動」
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ゴールデンウイークも落ち着きまして、皆さまいかがお過ごしでしょうか?
引き続き、富山県内のNPO団体等の情報共有会議での
「一般財団法人メンタルケア協会富山事務所」
の災害復興支援の活動の様子をご紹介いたします!=====
メンバーは全員が精神対話士の資格を持っており、富山県民会館で年間900名程の方のお話を聴いている。
震災後、氷見の総湯が再開したというニュースを新聞で知り、そちらで「ほっと相談」ができないかと施設の方に相談すると、快く受け入れてくださった。
1月13日に休業していた食堂をお借りしてブースを作り、お風呂から上がった方に声をかける形で心のケアをスタートした。
ほとんどが水の出ない近隣の七尾から来る方で、発災から2週間後だったが初めてお風呂に入ったという方や、
1月末にうかがったときにも今日初めてお風呂に入ったという方もおられた。
お風呂は、避難している方は無料で利用でき、高岡や氷見の方も。話を聴いていただくだけでもありがたいというお声もいただいた。
こちらから場所をお借りして始めたが、総湯のホームページでも活動をご紹介してくださった。1月27日、輪島から宇奈月温泉のホテルに60名ほどの方が二次避難されてきたことを知る。
自宅から比較的近いこともあり、ぜひそちらでも活動できないかと黒部市の担当課へ相談し、氷見での活動のことも話したところ、二つ返事でぜひと言っていただき、こちらも快く受け入れてくださった。
下見に訪れたところ、「毎週水曜日の午前中は清掃のためロビーで待機してください」という一文が目に留まり、この時間にと決め、毎週水曜日にうかがった。いろんな案内が貼り出されたホワイトボードにチラシを貼られており、ロビーではメンタルの活動以外にも体操といった身体を動かす活動など色んな団体が寄り添っていた。相談を聴く時間は一人30分だが顔見知りになると、2時間近く話されることもあった。
中にはいろんな方がいらっしゃり、現地では避難所の責任者をされていたという方や、ちょうど輪島を訪れていて心に傷を負って帰って来られた富山の方が出向いてこられたことも。
被災された方にとっては、1月末というのは、ちょうど気持ちが落ち込み、しばらく続くような時期という言われており、その時期に活動できたことは本当に意味があったのではないかと思っている。こちらでは最終的に65名の方にお話を聴くことができた。
=====インフラが整備されずお風呂に長らくは入れなかった被災者の方々。
いままで当たり前だった生活が突如としてできなくなり、
それにともなう心の不安は計り知れないものです。
そんな中、心をケアする取組みをされることはとても意義を感じられますね。
たくさんの方が相談される状況からもうかがえます。
こういった取り組みの中で少しずつ被災者の皆さんが明るい方へ向かっていくことを願います。
令和6年 能登半島地震 富山県災害支援金「とやまささえあい基金」【OCOS公式】
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