はじめまして。岐阜まち家守です。
私たちは道三信長公の城下町を100年先につなぐため古民家などの素敵な建物を新たな担い手に橋渡しする岐阜城下町専門不動産会社です。
 
株主・役職員にはぎふ町の若旦那や老舗企業の社長さん、ぎふ大仏や岐阜善光寺の御住職などこの町を未来に繋ぎたいメンバーとこのまちを盛り上げたいよそ者転移住者メンバーとで構成されています。






「かつては、デパートのようにすべてが揃った」参道に住む70歳以上のお年寄りは口々に言います
けれど、今は岐阜のこころのよりどここ伊奈波神社の参道にお店は数えるほどしか・・・（7店・病院接骨院・新聞や含む）
さらに私たちの調査によると、この5年で伊奈波エリアの古民家（築昭和30年代以前）はなんと22％（56件）も壊されてしまっており、まちの風情が加速度的に失われています。「このままではこのまちの美しい景観や文化が失われ、ただの住宅地になってしまう」そんな危機感から2021年11月私たちは立ち上がりました。





まず一つ目のプロジェクトは2022年3月参道に醸造所岐阜市初のクラフトビール醸造所「岐阜麦酒醸造」とタップルーム「YOROCA」をオープン、岐阜の新たな注目スポット作りに成功しました。



さらに、岐阜善光寺の7年ぶりの御開帳に合わせ2022年5月15日「ミライの参道まるけ」を開催。参道の空き家や空き地を利活用し、一周まわってミライの参道をみんなで作り上げる最高の1日となりました。

私たちにとって、大きな転換点になったのが2022年に、岐阜市・にぎわいまち公社により開催された「リノベーションスクール＠岐阜伊奈波」でした。地元民とよそ者とで古民家物件を利活用するビジネスアイデアを作り上げました。その時に構想したのが、今回作り上げる裏参道モールなのです。
 






私たちは、伊奈波神社参道の1本裏で「裏参道」に古民家群を発見。「このまま放置しては壊されちゃう！」あとさき考えず買っちゃいました。さらにお隣には「長良川サイダー」で有名な伊奈波商会金森さん家で使っていない古民家が2棟。岐阜ビールYOROCAから歩いて30秒のこの好立地に私たちは「裏参道モール」をつくるという構想をリノベーションスクールで描きました。

天むす姉妹の「天ころりん」と意気投合!

古民家の色んな方にお声がけをする中、今はなき伝説のバー「トラベシア」ののんちゃんが紹介してくださったのが「最強の天むす」をイベント出展し続ける「天ころりん」の天むす姉妹でした。プリプリのエビともちもちおむすび。「なぜこんなにおいしいの」と聞くと、姉妹のこだわりがご飯はすべて土鍋炊きにこだわりがありました。土鍋は、信楽焼「雲井窯」という窯元さんが発注後3ヶ月かけて作られる高級土鍋で、高級料亭でも使われてるものだそうです。
初めて会った時から意気投合した家守と天むす姉妹。うますぎる天むすを裏参道モールで参拝者に食べてもらいたいとの思いから、入居が決定。こだわりの店づくりが始まっています。

岐阜名産長良ういろの挑戦！米麺新ブランドpho gnu（フォーヌー）

度重なるコロナ禍により、大打撃を受けた土産菓子業界。岐阜名産長良ういろの浦瀬さんは2021年よりキッチンカーで新業態ベトナム米麺フォーの新ブランドを展開し始めています。もちもちの米粉麺は長良ういろと同じ、岐阜県産ハツシモ。スープは奥美濃古地鶏、飛騨牛、さらには長良川の鮎魚醤。蒸し鶏にも清流美どりを使うなど、徹底的に岐阜県産にこだわり、岐阜そのものを食べるかのようなこのフォーを岐阜の産土神伊奈波神社の参道で食してもらいたい！そんな思いから、裏参道モールへの入居が決定しました。

経験したことのない衝撃の紅茶体験を提供してきたアンノンティーハウス


究極のホットケーキと世界に冠たるムレスナティーで熱烈なファンを掴んだannon tea house【アンノンティーハウス】は岐阜まちが誇る新な名店。経営者の西願将也さんと当社山本慎一郎社長とは10年以上に渡る食を通じた盟友。大人気のムレスナティーの発送拠点をさがしていた西願さんも私たちのまちづくりに賛同。裏参道モールの一角を活用し、発送拠点を作っていただくことになりました！

素敵すぎる町屋が1軒まだ入居可能です。
直前まで提灯屋さんの倉庫に使われていたタイル張りがかわいい町屋。まだ活用可能です。この機会にご興味がある方はぜひご相談いただき、ご縁が繋がれば裏参道モールのお仲間に！
 


そうそうたる入居者による、新たな参道話題スポット。古民家リノベーションで作り上げたい！けれども蓋を開けてみたら・・・。一般の建築とは違い、古民家のリノベーションには常に予想外の事態が連発。この床は大丈夫なのか、電気は？配管は？などなどこの建物を活用するには柔軟さとチャレンジ精神が必要不可欠。そして、このチャレンジを成功させるにみなさんの応援が必要不可欠なのです。



まちづくりは、1人だけ、1団体だけでは到底成し遂げられません。私たちがここまで進んでこれたのも本当にたくさんのまちを思う人のお力があってのことです。今回の裏参道モール実現には、ぼろぼろの古民家を改修するという壁がいくつも立ちはだかり建設費が足りません。ぜひとも、岐阜の心の拠り所である伊奈波神社の参道を復活させ、未来につなぐこのプロジェクトを一緒にやりましょう。
使い道
手数料：100万
リターン経費：150万
工事費：350万



こちらの裏参道モールプロジェクトを掲載いただいています、ローカルクラウドファンディング・プラットフォーム「OCOS」運営会社社長の田代です。実は私自身、このプロジェクトが行われる岐阜城下町に住んでいます。今日は一人の住民として、この町について、そしてこのプロジェクトについて紹介させてください。
岐阜まち家守を構成する人たちと私は浅からぬ関係にあります。社長の山本氏とは月に１度は聖地大垣サウナに行きます。副社長の蒲氏とは20年来のまちづくりの仲間です。事務局長の松枝朋子さんの岐阜善光寺では、参道の新土産として生まれた「善光寺厄除け金平糖」を年始の初詣の時期に10年にわたり売り続けています。
さらに、地歌舞伎などの伝承に取り組む、この地域の商店主が集まった「岐阜町若旦那会」のメンバーでもあります。若旦那会とはいえ、もはや若さを全面に出せない年齢にさしかかっていることはここでは伏せておきます。
リノベーション手法を早い時期から取り入れた柳ケ瀬商店街や、兵庫県たつの市の取組みにインスパイアされ、岐阜城下町の建物リノベーションを目指し昨年設立された、岐阜まち家守。岐阜市が主催したリノベーションスクールにもメンバーたちが参加して学びました。いよいよ第１号案件となるこのプロジェクトが成功することを心から期待しています。完成の暁にはみなさんと、岐阜ビールを片手に天むすで一杯やり、フォーで締める感じの会をぜひ楽しみたいです笑！！！





岐阜まち家守さんは、伊奈波神社周辺の岐阜市岐阜町地区において、地域活性化と景観の維持を目的として設立された不動産会社です。 当地区の空き家（店舗）とテナント利用希望者や移住者を当社が「つなげる」ことで、新規創業のハードルを下げ岐阜町地区の賑わいを創出しつつ、柳ケ瀬や川原町との連携により岐阜市の回遊性を高めることで、岐阜市全体を盛り上げていこうと取り組んでいます。岐阜まち家守さんの今回の取り組みはその目的に資するものであり、裏参道モールが賑わいの拠点のひとつとなることで、この地域を盛り上げたいという想いが、この地域に住む方々だけではなく、より多くの皆さんに「つながる」ことを私も楽しみにしています。（担当：岩間　基樹支店長）



わたしたちは道三公信長公から受け継いだこのまちを未来に繋ぎたい。そのためには古いものを保存するだけではだめだと思っています。新たな担い手による新たな挑戦が生まれるチャレンジのるつぼをこの古いまちに生み出していきたいのです。裏参道モールはその第一歩。この裏参道から、岐阜の顔である岐阜町・伊奈波が生まれ変わっていきます。乗るしかない！このビックウェーブに！
 

＜募集方式について＞

本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。