はじめに

いま、皆さんは「豊かさ」を実感していますか？
便利なI T機器に支えられ、明るく快適な環境が整えられ、衣食住も満たされていますが、「豊かさ」の実感は得にくくなってきているのではないでしょうか。私たちは、「豊かさは自然の中にある」と考えています。土・水・緑にふれる場所を郡上市につくろう！と思い、既存のcafe・観光農園「こだらの杜」に滞在型農業体験施設『こびと村』キャンプ場をつくるプロジェクトを始めます。今までにない充足感・満足感を感じ、「また訪れたい」と感じていただける場所にしたいと思っております。
 

Instagram:＠kodaranomori

 

私たちは

 

私たちは、同級生で現役の林業経営者（左）と元郡上市役所の職員（右）です。安全で美味しいものを食べたい！周りのみんなに食べて欲しい！という思いから農業をスタートし、地元の方の協力を得ながら少しずつ広げてきました。そして、農業と向き合う中で、続けていくことがいかに難しいかを知りました。このままでは農業をする人がいなくなり、郡上の里山景観を見ることが出来なくなってしまうのではないかと感じました。そこで私たちは、持続的な農業をしていくために都市部の人も含めみんなが農業に関わりたくなる仕組みづくりの1つとして、2017年に観光農園「こだらの杜」でブルーベリーの栽培に着手しました。ブルーベリーを選んだ理由は甘くて美味しいことや、生でも冷凍でも乾燥でも食べられ栄養価も高いためです。また、作業が比較的容易であり、収穫作業は子どもからお年寄りまでみんなが関われる果樹だと考えたからです。ブルーベリーは、5月には花が咲き、6月から収穫が始まります。9月には真っ赤に染まった紅葉も美しく里山を鮮やかに色づけます。現在は、1500本、80種類のブルーベリーを中心に葡萄やジューンベリーなどの果樹を育て、小駄良（こだら）地区で農業に触れる観光農園「こだらの杜」を運営しています。
 

 

いまの郡上市

 

森林面積が９割を占める中山間地にある郡上市では、高齢化を背景に、農業を維持していくことが難しくなりつつあります。中山間地域の農業は、地理的な条件により１つ１つの耕作面積が小さく、のり面（傾斜部分）が長く効率的に農業をするには厳しい土地であることが特徴です。さらに、のり面の草刈りや、獣害対策などの作業量も多く、高齢化が進む地域の人たちだけでは、維持が難しくなってきているのが現状です。『こびと村』キャンプ場を作り、特に都市部の自然を愛する方々にこの地を訪れていただくことで、地域を発展させながら農業を持続する仕組み作りたいと思います。土・水・緑にふれる「滞在型農業体験施設」の実現に、皆さまのお力をお貸しください。
 

出典：農林水産省W E Bサイト「中山間地域等について」に記載されている図より引用。

 

郡上八幡 小駄良ってどんなところ？

 

郡上おどりで有名な岐阜県郡上市八幡町から北部3kmほどのところにあります。近くに川（小駄良川）が流れており、川沿いにある小さな地域をさしたと言われております。小駄良が舞台になった郡上の宝暦騒動（郡上一揆）も有名です。
 

これから創る『こびと村』キャンプ場は、郡上八幡の歴史と緑に囲まれた場所なのです。
 
 

「こだらの杜」で今までにしてきたこと

2017年　軽量鉄骨ビニールハウス　完成（9ｍ×30ｍ）
2018年　ブルーベリー定植700本
2019年　ブルーベリー定植800本
2020年　カフェ、キッチンの建設着工（海上コンテナ20ft×5基）
2021年　カフェ、キッチンの完成
2022年　「こだらの杜cafe」グランドオープン

 

「こだらの杜cafe」ができるまで

現在運営している 「こだらの杜cafe」は、地域の方々の協力により出来上がりました。cafeでは、郡上でとれた新鮮でおいしい食材を調理し提供しています。
 

Instagram@kodara_no_moricafe

 

こびと村につくりたいもの

滞在型農業体験施設『こびと村』キャンプ場づくりを行います。
都市部の人も含めみんなが関わりたくなる仕組みを作り持続的な農業を目指します。
こびと村には、田や畑、宿泊施設、を整えます。
・田んぼ　1ヶ所
・畑 6ヶ所　
・宿泊施設　3種類
その1：土の中に住む「モーグ族の家」（土の中をイメージした体験施設）第1ステージ
その2：平地に住む「バータ族の家」　（平地の体験施設）第1ステージ
その3：木の上に住む「カーラ族の家」（ツリーハウスの体験施設）第2ステージ

 

プロジェクト資金の使い道

 『こびと村』キャンプ場は、現時点で第４ステージまでの夢があります。今回、スタートが切れる第１ステージを目標金額にしております。この『こびと村』を皆さんと一緒に創れたら嬉しいです。
 

第1ステージ

造成工事	1,500,000
モーグの家づくり	1,875,000
リターン経費	800,000
ocos手数料(15%)	825,000
合計	５,000,000

※目標金額に達しない場合でも、予算に応じて実施します。

 

プロジェクトスケジュール

2023年2月　造成工事
2023年3月　リターン発送開始
2023年3月　トイレづくり
2023年4月　「モーグ族の家」づくり
2023年5月　『こびと村』プレオープン
2023年8月　『こびと村』グランドオープン
 
 

【こびと村の一年】こんな感じで過ごしたいなあ

 

 

9月　『こびと村』のぶどう運動会（ぶどう騎馬戦、ぶどうパン食い競争など）

10月　『こびと村』の収穫祭（稲刈り体験、天日干しなど）

11月　『こびと村』の秋祭り（焼き芋、柿採り、葉っぱ当てクイズ、山賊料理など）

12月　『こびと村』の餅つき大会（杵と碓（ウス）を使って餅つき）

1月　『こびと村』の雪上運動会（雪合戦、大雪玉転がしなど）

2月　『こびと村』の冬のお泊り会（薪を割ってキャンプファイヤーなど）

3月　『こびと村』の野菜作り（畑を耕して野菜作り）

4月　『こびと村』のお花見（花を見ながら、楽しみます）

5月　『こびと村』の田植え（どろんこになって、手で植えます）

6月　『こびと村』のジューンベリー運動会（クルクルジューンベリーなど）

7月　『こびと村』のブルーベリー運動会（ブルベリー転がしなど）、川遊び、昆虫探し

８月　『こびと村』の夏祭り（ファイヤー！ファイヤー！）、川遊び

 

 

こびと村の将来計画

　

第２ステージ
・「カーラ族の家」づくり
　小さなツリーハウスを作ります。
・『こびと村』のピザ窯作り
　石を使って大きなピザ窯を作ります。
・『こびと村』のサウナづくり
　谷沿いに小さなサウナを作ります。

第３ステージ
・『こびと村』の教会作り
　石積みで小さな教会を作ります。
・『こびと村』の絵本館作り
森の中に絵本をたくさん揃え、ゆったりとした時間を過ごすことのできる場所を作ります。
 
第４ステージ
・『こびと村』のバギーコース作り
　山菜や花、季節ごとに変わる森の様子を４輪バギーに乗って森林ドライブするための道を整備します。

 

こびと村の運営計画

 

営業日：春、夏、秋、冬
入村料：1,000円/人
施設利用料：
　モーグの家10ヶ所（9,800円/人）
　カーラの家5ヶ所（9,800円/人）
　バータの家5ヶ所（6,000円/人）
　教会 1ヶ所 未定
　サウナ 1ヶ所 未定
　※宿泊者には収穫野菜無料サービス
アクティビティ：
　クソンボ釣り　2時間　（3,000円/人）
　シャワークライミング　３時間　（5,000円/人）
　4輪バギー　2時間　未定
　マウンテンバイク　4時間　未定
※順次開始の予定です。
※施設及び利用料は計画であり、変更する場合があります。

　

応援メッセージ

 

浄土真宗本願寺派安楽寺住職の後藤哲成さん

 １「光明」
日本各地で、少子化・高齢化・過疎化が加速している現状を見聞するが、当小駄良地区も例外はない。限界集落に始まり、村落自体が消滅する可能性さえ否定できない状況にある（と思われる。）そういう中で、近年、一筋の光明が差し込んで来た。先人によって保全されてきた農地や山林、そして、豊かな自然を、新たな発想で活かそうという試み・挑戦が、それである。
光明を放った仕掛け人は、有為で進取の気性に富む熟年の起業家コンビ（下記のお二人）
・佐野武（NPO法人代表）・大西理恵（林業関連会社の取締役社長）
以下、ご両人を「彼ら」と呼称させていただく。ご無礼の段、お許しを請う。
彼らは、ここ数年の間に、多目的ハウス（果樹川や野菜の栽培、資材庫）、露地の果樹園・ミニ菜園、癒しの庭園、憩いの場「杜カフェ」整備などのハード面や各種イベントの企画・開催などのソフト面、これら両面にわたり、構想した夢（目標）を具体化し、日々着実に実現し続けている。今、地球規模で提唱され推進されているSDGs（持続可能な開発目標）の、地方の山間地における先進的な実践といっても過言ではなかろう。
２「支援」
彼らのひたむきで創造的な姿勢に深甚なる敬意と謝意を表するとともに（不肖私の見解で恐縮ながら）いまだ途上にある彼らの革新的なベンチャー（冒険的事業）の進展を傍観するだけではなく、積極的に関わる（例えば、何らかの形で支援する）ことも、我われ地区住民として、当然、必要ではないかと考えるが、諸賢は如何お考えであろうか。
◯利用すること　◯PRすること　◯お手伝いすること　◯農産物等を提供すること◯資金面でも、各々のできる範囲内で援助すること（ふるさと納税のような制度も導入可能）
（持続可能な地域社会の構築に資する「未来への投資」であると私は確信する）
等々の支援が挙げられる。これは、私ども自身の品格を磨き高める布施業ともいえようか。
彼らから要請・依頼があれば、可能な限り応えたいと、私は思う。なぜなら、持続可能な集落づくりの牽引役として、彼らの事業が永続し地域に根づくことを願ってやまないからである。

心療内科（精神科）医師　　森清　慎一さん

日本の農村では、若者が進学や就職で故郷を離れ、急速に少子高齢化・過疎化が進んでいる。東京に居てはこの現実は分からない。夏には青々とした田んぼも、秋には黄金色に輝き、収穫を迎える。この美しい田園風景も今後は見られなくなってしまうかも知れない。一方で大都市では、ビルの中で暮らし、土に触れたこともなく野菜の作り方も分からない子供たちが増えている。　自然から大きく離れた都市と田舎の過疎。佐野武さん（NPO法人代表）、大西理恵さん（林業関連会社の取締役社長）が営む観光農園「こだらの杜」では、ブルーベリー収穫体験のほか、イモ掘り、稲刈りなどの農業体験ができる。また、こだらの杜カフェは地域の人たちが集う場所ともなっている。今度は、こびと村キャンプ場をオープンさせ、農村と都市を結びつける場となっていくのではないか思われる。これは、日本が直面している課題の解決につながる可能性がある。二人の熱い志に期待している。
 

十六銀行八幡支店からこだらの杜さんの紹介

 

クラウドファンディングのページを見ていただいた皆さまへ
十六銀行八幡支店の水野です。OCOSを通じて、『こびと村』キャンプ場の企画に一緒になって参加しております。『こびと村』キャンプ場は、農業✖️自然✖️体験（アソブ）✖️愉しむ（ワクワク）✖️滞在する楽しさや面白さを体験する施設です。私も「こだらの杜Café」に行き、家族で自然体験（芋掘り、焼き芋や葉っぱ当てクイズ）に参加しました。笑顔の子どもたちから「焼き芋美味しかったね。また芋掘りしたい。」と言った会話があり、また参加したいと思いました。また自然と触れ合うことは、子ども、家族にとってかけがえのない思い出・財産になると感じました。皆さんにもぜひ、豊かな自然に囲まれた楽しさを味わっていただきたいと思います。この自然と触れ合えることができる「こだらの杜」に、自然体験施設が完成することを１人のメンバーとして応援しております。(担当：水野　雅之)
 

 

おわりに

 

地域の方々によって大切に守られてきた農地を、私たちなりの活用方法で次の世代につなげていきたい。運営するcafeには、赤ちゃんから90代のお年寄りまで来店いただいており、高齢化が進む地域において大事な施設になりつつあります。『こびと村』キャンプ場は、利用する方が子ども（こびと）に戻って楽しめる「ワクワクが止まらない！」、「また絶対来る！」滞在型農業体験施設を目指しています。
プロジェクト実現に向けて、皆さんの応援よろしくお願いいたします。
。。。頑張ります！！

参考文献「歴史ロマン小駄良ロード」
参考文献「重要無形民俗文化財郡上おどり」

※こだらの杜の公式L I N Eです。情報発信をしていきますので、登録をお願いします。



 

こだらの杜へのアクセス

 

住所：岐阜県郡上市八幡町初音字森前2643-1

cafe営業時間：9:00～13:00
​cafe定休日：毎週木曜日
郡上八幡ICから車で7分
こだらの杜cafeは1月より冬季休業させていただいております。
2023年4月1日より営業再開いたします。

 

＜募集方式について＞

本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。