はじめに・・

今回このプロジェクトに参加しようと思った理由は、未来のモノづくりを支えていくたくさんの子供たちにその楽しさを体感してもらいたいと思ったことからです。
AIが進化しデジタル化が進む世の中ですが、人の手によるモノづくりを未来へとつなげていくこと、また会社のある岐阜県海津市からモノづくりの楽しさを発信することが目的になります。
弊社では、毎年地元中学校の職場体験の受け入れをしたり、近隣の子供たちに工場にきてもらったりという工場体験を定期的に行っております。
その際には「実際に体験してみて楽しかった、面白かった」という感想をたくさんいただきました。



こうして実際に工場体験をするという経験はなかなかできないことですし、学校は学ぶことができないかけがえのない経験だと思います。
そしてそれは大人になるとなおさら、です。
私は、モノづくりとは全く無関係の学校を卒業し、モノづくりとは全く無関係の仕事をしていました。
工場で働くスタッフのように、上手にイスの１個も作ることはできません。
しかし、社長になり間もない頃「こんなイス作ってみたいな」とスタッフに持ち掛けたところ、すぐにそれを形にして持ってきてくれ、自分が考えたものが形となって嬉しかった時のことは10年経った今でも覚えています。
自分で思い描いたものが形になる。
これこそがモノづくりの楽しさだと私は思います。
実際に働くスタッフの声も載せてますので、最後までご覧になってください。

今回の体験は、工場の一角で普段使っている量産用の設備を使用して行います。
もっと楽しく安全に快適にモノづくり体験ができるように、「ワークショップ」「溶接体験工房」のような施設を作りたいと思います。
工場に隣接しているため、工場内も見学でき、実際のモノづくり現場をみることもできます。
会社のある海津市からモノづくりの楽しさを発信し、少しでも地域貢献になれば、と思います。

工房の新設
溶接機・プラズマ切断機・切断機・穴あけ機等 設備の購入　

支援金の一部をこれらに使わせていただきたく思います。


リターンについて

昨年行ったクラウドファンディングではSDGｓの一環として、廃材から生まれたアイアン雑貨を提案しました。

この度、新たにご提案するのは、自分で考えたものを、自分の手で作ってみようという「体験」です。
鉄を自分の好きな長さに切断したり、鉄を溶接でくっつけて、１個の製品を完成させていきます。
男の子なら中学校の技術家庭科の時間に少しは経験していると思いますが、
女の人にもぜひこの溶接体験をしてほしいと考えます。



１人でも、お友達とでも、ご家族とでも、恋人同士でも。大丈夫ですよ。



このプロジェクトでは、そのほかにいろんなパターンの体験をご用意しました。　
写真のようなアイアン雑貨を作ってみるという体験のほかに、実際に工場で作っているイスをオリジナルにカスタマイズして作ってみようという体験もあります。
鉄のパイプを曲げたり、プレス機で穴をあけたり、半自動溶接機やロボット溶接機で溶接したりということを、日々の量産で使っている高度な機械を使って行います。
普段のDIYレベルとはまったく違った体験になります。
また、付随して工場見学もできます。
弊社は材料を仕入れてイスの完成品にするところまでの工程を一貫生産しておりますので、見どころもたっぷりです。

◇体験型リターンの有効期限は２０２３年１０月末までとなります。平日のご希望日で調整致します。
◇リターン品の発送は、７月末までにご指定の住所に発送致します。




夏休みの自由研究に！

再来月は子供たちの夏休みがはじまります。
この体験を夏休みの自由研究のテーマにすることもできます。



今回の体験は工場内で行いますので、体験終了後、工場内の見学をしていただくことも可能です。
体験と見学でちょうどいい自由研究になるのではないでしょうか。
工場で一貫生産をしているため、イスの完成形まで見ることができます。
楽しみながら宿題も終わらせることができますよ。



こんな会社です！！



弊社は、「トーヨーイス」という名の通り、イスを作っている２５名ほどの小さな町工場です。
夏は暑く、冬は寒い。今の若い人たちからは敬遠されがちな職場環境で日々モノづくりをしています。
図面通りのモノを作ることをメインとした仕事の中で、コロナ禍という前代未聞の危機的状況の中、仕事量も激減。
どうしよう。これからどうしたらいいんだろうか・・・。
でも、そんなときだからこそ、今までにはなかったような時間ができ、「自分たちで考えてなにかを作ろう」という新しいことにチャレンジしてみようと思いました。落ち込んでる時間はありません。
ピンチをチャンスと捉え、試行錯誤しながらではありますが、イス以外のモノもつくりはじめました。
廃材から作るアイアンペンスタンドもコロナ禍で生まれたアイデアのひとつです。
どんな時も会社のテーマである「笑顔」を忘れずに。
使う人が笑顔になれるような製品を、皆様にお届けできるようなモノづくりをしていきたいといつも思っています。

子供から大人まで、老若男女。みんなが笑顔になるモノづくり目指します。
会社の詳細はこちらからご覧ください♪   
http://www.toyoisu.co.jp/blog.html





私達がお手伝いします！

スタッフにインタビュー！


今回の体験は、私たちがメインでお手伝いをいたします。



スタッフ①Mさん（小学生・中学生・高校生の３児のお父さん）

今回のリターン品でもあるロボットペンスタンドの生みの親です。

Mさん：モノづくりの楽しいところは、何もない状態から自分の思うものを好きなように創ることです。
今回作ったロボットペンスタンドのように日常でているゴミをみて新しくアイデアを産みだす面白さ、発想は無限大なところです。

モノづくりのセンスは抜群ですので、的確なアドバイスをしてくれること間違いなしです。

スタッフ②Nさん（女子高生・女子大生のお父さん）

モノを無駄にせず失敗しない、見た目通りのザ・職人です。
通常のイス作りはもちろん、会社内のラック・植物プランター・猫の小屋までなんでも作ってくれます。

Nさん：なにかを作ろうと思うとき、最初は何を作ろうかと思い悩みますが、少し手を付けていくと徐々にこうしよう、あーしようと想いが膨らんできます。なんでもやっているうちに段々と面白くなってきます。そういうところがモノづくりの楽しさです。

口下手で話下手ですが、モノづくりの話になると一気に饒舌になり熱く語ってくれます。

最後に私(高3男子の母）
この会社の社長です。
町工場の娘→女社長になり１０年が経ちました。
最初に書きましたように製造業全くの初心者でこの世界に飛び込みました。
社長になった頃は製造業は男社会で周りは男性ばかり。今でこそ女性社長も増えてきましたがまだまだ男性社会。
製造業素人で、女性であることを逆にチャンスと考え、「素人ならでは」「女性ならでは」のモノづくりをしようと考えました。
ジェンダー平等な時代になりつつあり、製造業でももっと女性が活躍できるような世の中になるよう出来ることに取り組んでいきたいと思います。
今回の体験が、いつか将来進む道の選択肢の一つになってくれることを願います。

子供をもつ親として、親子でのご参加をぜひお待ちしております。
製品完成まで楽しくサポートしますので、安心してご参加くださいね。


最後に・・・

今回参加させていただくOCOSは、地元の岐阜県のクラウドファンディングであり、応援したくなるプロジェクトばかりです。
３年以上続いたコロナが終息し、３年前に戻ったのではなく、３年前とは違った新しい日常がはじまりつつあります。
新しい事を始めるにはぴったりのタイミングです。
会社も私も、今の場所で足踏みしているのではなく、少しずつでも前に進んでいきたいと思っています。
どうぞ応援よろしくお願いいたします。


十六銀行　高須支店より

自然豊かな海津にてイスの製造販売を行っているトーヨーイス様はイスのラインアップが豊富なことはもちろんのことSDGｓなどの取り組みも積極的に行っています。
本プロジェクトは、モノづくりの楽しさを通じて多くの方に笑顔になってもらいたいという思いでチャレンジされます。今回のモノづくり体験を通じて得た資金で「体験工房」を作り、海津市に留まらず多くの方がトーヨーイス様にモノづくり体験で訪れる未来を願っています！！

夏休みの一コマに『モノづくり体験⇒海津温泉でゆっくり⇒お千代保稲荷で観光』という一日があっても良いのではないでしょうか？
たくさんの方のご応募・ご支援・ご来訪をお待ちしております！！
どうぞよろしくお願い致します。
（担当：松波紀輝）
 

＜募集方式について＞

本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。