1.ご挨拶

　皆様初めまして、私は愛知県日進市でシャルキュトリー「モンバゾン」を経営しております西村正和と申します。
　そして、日頃から私が作るサラミやソーセージなどを食べてくださっている皆様ありがとうございます。今年は何事にも「チャレンジする事」を目標に置いており、クラウドファンディングプロジェクトに挑みます。プロジェクトを実行するにあたり、「世の中に、こんなに美味しいソーセージやサラミ、パテがあるんだ」という事を知って頂きたいとの思いから立ち上げました。


☆シャルキュトリーcharcuterieとは

　食肉加工品全般の総称。ハム、ソーセージ、サラミ、テリーヌなどの総称で、その多くは豚肉を原料とし、鴨やジビエなどを使う事もあります。それらを販売する店もシャルキュトリーと言い食肉加工技術を持つ職人をシャルキュティエcharcutierと呼びます。
　また、料理人がメニューのひとつとしてシャルキュトリーを製造する事もあり、塩漬けや乾燥、燻製など肉の保存性を高める手段として発達し、その歴史はギリシャ時代までさかのぼります。※日本シャルキュトリー協会HPより引用





　私は愛知県日進市で生まれ育ち、調理師専門学校卒業後、名古屋東急ホテルにあるフレンチレストラン「ロワール」にて、料理人として勤務しました。ロワールでの経験は私の人生に多大な影響を与えてくれた原点です。フランス料理であるシャルキュトリーを教わったのも「ロワール」でした。職場のシェフや先輩が何日も手間暇かけて仕上げるシャルキュトリーの味や感動は今でも忘れません。

　勤務の傍ら、自身でフランスに何度も足を運び現地の食文化、伝統製法を学びました。もっと食肉加工品について学びたい、作りたいという思いが募り、岐阜県高山市にあるシャルキュトリーの銘店「キュルノンチュエ」の門を叩きます。
キュルノンチュエ時代に就労ビザを取得し渡仏。フランス3都市(トゥール、リヨン、オランジュ)にて技術を学び帰国し、本場フランスレシピの商品を数アイテムの伝承。
キュルノンチュエでは番頭、責任者として８年勤務。ハム・ソーセージ・パテ・サラミ等、食肉加工品を管理。
そして2022年6月、私の生まれ育った日進市にてシャルキュトリー「モンバゾン」をオープンするに至ります。



　お客さまに美味しいと喜んでいただけるよう、今まで培ってきた技術と独自の新しいアイデアを入れ込んだシャルキュトリーを作っており、商品ラインナップは約30種類。中でも前職の高山銘店「キュルノンチュエ」で人気であった商品を参考に開発したモンバゾンの「白かびサラミ」は豚腿肉、ばら肉を腸詰めし、カマンベールチーズと同系統の白かび菌を植え付け約３週間の熟成と乾燥で仕上げる人気商品で大変ご好評いただいております。




「未来に伝える美味しいシャルキュトリーで笑顔に」
フランスの伝統製法にて、こだわりの国産素材を使ったシャルキュトリーを身近に感じていただき、日本の食文化に広めていきたいと考えております。

2.このプロジェクトで実現すること

　このプロジェクトでは、さらに商品ラインナップが増えるよう、加工機材を購入します。また、安定供給を可能にできるよう品質、味を維持しつつ保存が可能な急速冷凍設備の導入を考えております。

①加工機材の購入　150万円
②冷凍設備の導入　150万円

本プロジェクトで集まった資金は、上記の設備に使わせていただきます。
 

3.プロジェクトスケジュール

2023年7月末　クラウドファンディング開始
2023年9月末　クラウドファンディング終了
2023年10月より　返礼品順次送付開始
 

4.店名であるMontbazonモンバゾン

・フランス＝トゥール
　フランス「トゥール」からほど近い小さな町モンバゾン。フランスでも特にシャルキュトリー文化が色濃く残るこの地で修行をスタートさせ、店主、スタッフ、地域の方々に大変お世話になり、感謝と敬意を込め店名にさせて頂きました。

　トゥールにはどうしても行きたかったのです。塩漬ばら肉が昔から好物で本場の味を自分で確かめたいのと、どんな作り方をしているのかが知りたかったからです。トゥール修行中には店主にお願いをし、リーヨン（豚ばら肉に味付けし低温のラードで揚げるシャルキュトリー）のコンクールに自分のルセット（レシピ）で出品させて頂きました。
「最高のリエットとリーヨンのトゥール近郊同業者によるリーヨンのコンクールで第４位」　自信はあったのですが４位と悔しい結果に、、、

以来リーヨンを作るのは私の仕事になります。一週間で200kgも売れるぐらい大人気のリーヨン。他にはアンドゥイエット150kg、リエットは200kgとトゥールの人々はシャルキュトリーが大好き。



店主のシィルバン（右端）はいつも何かしら食べ、口を動かしているのです。



・フランス＝リヨン
ここはさすが美食の町といわれるだけあり、美しいシャルキュトリーを製造しておりました。サラミ、ソーセージ、パテ、料理。
豚の直腸に詰める太サラミロゼット、ソォシソンリヨネ、ソォシソンブリオッシュ、クネル、リヨンサラダ。作るのも、食べるのも、生活するのも全てが素晴らしい場所です。



・フランス＝オランジュ
南仏ならではのハム、ソーセージ、パテ。
モンバゾン南仏ソーセージはここのレシピを参考にしたフェンネル、ジンジャー、クローヴの入った爽やかなソーセージになります。



そして日本人が珍しかったのかオランジュの新聞記者が取材に、、



見出し：日本人が肉のプロヴァンサル料理を発見した。
 

応援メッセージ

シュタットシンケン
中山様より

2022年6月愛知県日進市にて産声をあげた西村chef率いる「Montbazon」は日本における食肉加工（シャルキュトリ）の文化を定着させるであろう技術と知識を兼ね備えた店舗です。

西村chefが作るシャルキュトリはオープン後、多くのファンを獲得しました。彼のフランス修行で得た多くのエッセンスと手間暇を惜しまず作り上げた品々に反映させ香り高く、味わい深い商品となり同業でありながらとても感銘を受け刺激をもらっています。

西村chefは常に前を向き、チャレンジする姿勢は私たち同業者からも一目置かれています。

このクラウドファンデングを成功させ更なる技術の向上、フランスシャルキュトリ文化の日本での確立を達成してくれると信頼と確信をもって応援させて頂きます。

  シュタットシンケン　中山弘治
 

十六銀行楠町支店からモンバゾンさんの紹介

モンバゾンのオーナーである西村正和さんとは、前職のキュルノンチュエ(高山市)の頃からお付き合いがありました。愛知県内で独立開業されたことを聞きつけ、訪問させていただいたことがきっかけで今回のクラウドファンディングがリリースされることとなり、大変うれしく思っております。
西村さんが作るシャルキュトリーは、作り手のこだわりがひとつひとつの商品に伝わっており、家族や大切な人と囲む普段の食卓をさらに明るく彩ることができる商品であると思っております。
このプロジェクトが成功となることを心から願っております。(担当:新川卓也)
 

最後に

皆様にとってソーセージは身近なもの。
本物のソーセージ、肉々しい食感、美味しさ、食べた時の喜び、食卓での会話、日々食べる物が美味しい！身近な物が美味しい！
美味しい物を食べると自然と笑顔になります。幸せになります。
私が作るシャルキュトリーは「ひと味」違います。本物のソーセージを是非ご賞味下さい。


​シャルキュトリー（食肉加工品）の素晴らしさを日常的に日本にも根付いてほしい。知らない方に味わってほしい事への挑戦です。


あと、私には次の目標があります。

それはフランスでお世話になった方へ御礼の挨拶に行く事です。

夢は叶う。諦めなければ。

皆様、暖かい応援の程よろしくお願い致します。
Montbazon　店主　西村正和



【店舗情報】

住所　　　〒470-0103　愛知県日進市北新町狐塚29番地
電話番号　0561-74-3177
営業時間　１０時〜１８時
定休日　　日曜日・月曜日
製造者　　西村正和
Instagram：https://www.instagram.com/montbazon1/
 

＜募集方式について＞

本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。