アウトドア製品のブランドを始動！アップサイクルの先駆者となり、西三河工業を元気にしたい！

私たちの会社のある西三河は古くから工業が盛んで、中でも自動車部品を中心とした多くの中小企業が集まっています。
しかしながら現在、100年に一度と言われる自動車産業の転換期を迎え、電気自動車へ移り変わるにつれ、西三河の工業が衰退する恐れが出てきています。
この流れにより今まで培ってきた技術や技能、高価な設備などのこの地域の財産が失われてしまうのは非常に残念です。
そこで、それらを有効に活用して、新たな分野に進出するため、「アウトドア製品で西三河を元気に！」を合言葉にプロジェクトを立ち上げました。
私たちの置かれている環境を多くの方にご理解いただき、皆様方の応援をいただくため、クラウドファインディングを利用させていただいています。

第一弾として、製品を作る上で必ず発生する端材を活用したペッパーミルを発信します！
バーベキューの季節は過ぎてしまいました。
しかし、本当のBBQ好きは、冬の澄んだ星空を眺めながら、焚き火の炎に照らされ、熱燗やコーヒーを飲むのが至福。
そんな一時を、市販の「塩コショウ」ではなくこだわりの新ブランド ”cc:0566” のペッパーミルで演出してみてはいかがでしょう？


ごあいさつ
私たち日進精機は愛知県刈谷市で、70年以上自動車部品の製造を行っています。従業員の平均年齢37歳という若く元気な会社です。
刈谷市のある西三河は、トヨタ自動車を中心とした自動車部品の製造業が多く集まっており、昔から工業のまちとして発展してまいりました。


わたしたちは自動車部品の中でも、オートマチックトランスミッションに使われる高精度な部品を作る会社です。棒状のアルミ素材から、切削と研磨でミクロン単位で管理される部品を高精度に加工し、毎日15万個ほどの切削部品を出荷しています。



プロジェクトのきっかけ

近年、自動車業界は目まぐるしく変化しています。とくにBEVと呼ばれるバッテリーとモーターで走る車（エンジンを持たない車）が注目を浴びています。
BEVには今まで使われていたエンジンやトランスミッション等は必要なくなり、西三河のまちで生産している部品のいくらかは必要なくなってしまうという、大きな転換期を迎えています。
もちろん、我が社にも多くの影響が及びます。
そんな危機を私たちはチャンスと捉え、「工業のまち西三河を元気にするぞ！」、「新しいものづくりをするぞ！」、「初のBtoCに挑戦するぞ！」との掛け声の中、若手従業員を中心に多くのアイデアを出してもらうことにしました。

なぜペッパーミル？
私たちの保有する設備では、製品を作る際、端材とよばれる棒材を掴む部位が約20cmほど発生し、毎月1t以上の端材をスクラップ業者に引き取ってもらいます。

この端材をスクラップにするのはもったいない、なにかに活用したいいと常に考えている中で、今回のプロジェクトが発足しました。


アウトドアや料理にこだわるひとりの従業員から、「この端材をつかって、調理器具を作ろう！それもアウトドアで活躍するペッパーミルがいい」
また別の従業員から、「せっかく作るなら、持っていること、使っていることで満足を獲られるものがいい」
との意見がでました。
生産技術部を巻き込んで製品検討を進め、高精度と、携帯性、美しさを追求したペッパーミルをつくることにしました。

エコや技術伝承にも貢献
アルミは、素材を作る際、大量の電気を使います。
このペッパーミルは、端材を活用することで、カーボンニュートラルやSDGｓにも貢献でき、環境保全にも繋がります。
また同時に、定年を迎えた現役社員の雇用維持と、その職人技を若い世代に伝承する機会を設け、西三河の技術の火を繋ぎたいと考えています。
培った技術を絶やさず、この工業のまち西三河を更に元気にするため、特に車好きの方や、アウトドア料理好きの人に応援してもらい、成功させたいと強い思いを持っています。

新ブランド"cc:0566"



応援していただいたお金で
「西三河の工業を盛り上げる！」この一言に尽きます。
多くの工場や設備、職人たちの技術や技能。
自動車の電動化が進むにつれ、西三河の地域が衰退してしまうのならば、それらの財産も失われてしまいます。
せっかくのこの財産とパワーを活かし、西三河の元気な企業とともに、アウトドアを中心とした製品を創造するため
次の製品のマーケティング、試作、広報に充てたいと思います。
日進精機からの第一弾はペッパーミル。
OCOS限定の商品です。
リターンにある木のケースは、友澤木工様の製作。
http://https://tomozawabed.com/go/
革のケースやロゴはカトウデザイン様のご協力。
共に刈谷市の企業です。
ちなみに、第二弾以降は、熊よけの鈴、緊急用の笛、火吹き棒など、引き続き端材を使ったアウトドア用品を企画しています。
また、西三河の企業の協力を得て、"cc:0566"ブランドを活性化していきたいです。

製品概要とこだわり

何度も試作を重ね、完成したペッパーミルは、必要以上の高精度と、思わず2度見する美しさ(従業員の感想です)を持ち、長さ9cm、直径2cm、重さ約67gで、ポケットの中にすっぽりと収まります。
材質はジュラルミンで、アルマイトによる表面処理を行っていますので、高級感のある光沢があり、キズ、摩耗に強く、耐食性に優れています。


カラーは標準で5色。シルバー(アルミ色)、ブルー、ダークグレー、ゴールド、レッド


オーダーメイドでコーポレートカラー、推しのカラーなど、お気に入りのカラーをお選びいただけます。


また、胴体、先端部に文字やロゴを入れることも可能（オプション）ですので、ノベルティや記念品、福利厚生などにもお使えいただけます。


ペッパーの他に岩塩や乾燥した山椒にも使用できます。
岩塩は、夏のスポーツ時に熱中症対策として利用することもできます。
こだわりのスパイスを入れてみては？
ただし、本体が小型のため、大きな粒のスパイスは使用できません。

使い方







アウトドア用品で西三河をもっと元気にする。
環境に配慮するのは、企業の使命。
この思いをお汲み取りいただき、応援いただきますようお願い致します。

スケジュール
2023年12月22日　クラウドファンディング募集開始
2024年2月5日　クラウドファンディング募集終了
2024年2月下旬頃　リターン品発送開始

刈谷市商工業振興課からの応援メッセージ
日進精機株式会社の立地する愛知県刈谷市は、県内有数の自動車関連産業の集積地として飛躍的な発展を遂げてきており、全国でも屈指のものづくりのまちです。
しかしながら、自動車産業は大きな転換期を迎えており、地域産業の構造転換への対応は必須であると考えています。
刈谷市では、地域の持続的発展のため、市内中小企業を中心としたものづくり産業が持続的に発展していくことができるよう、人材育成や場の提供、コミュニティ形成、企業取組推進など、機運醸成や行動変容を促す各種プログラムを実施し、市内中小企業の新たな領域への事業展開や既存事業の付加価値向上を支援しています。
日進精機株式会社はこういった市のプログラムを率先して活用されるとともに、新たな人材やビジネスとの繋がり作り、他者との共創によるイノベーション活動に積極的に取り組まれ、地域産業の活性化に貢献されています。
この度、自動車サプライヤーとして築き上げた技術を活かし、新たな領域へ取り組まれた本プロジェクトを、市内中小企業のイノベーションを推進する先進事例として応援しています。



十六銀行からの応援メッセージ
日進精機株式会社様は「アウトドア製品で西三河を元気に！」の合言葉のもと、今回のプロジェクトチームを立ち上げました。
自動車業界は100年に一度の大変革期を迎えようとしており、西三河の工業が衰退する恐れがある中、積み重ねられた高度な技術を駆使し、西三河をこれからも活気に満ちあふれる地域にすることが目標です。
​また、若手の従業員さんが中心となりアイデアを出し合い、精度だけでなくデザインも追求しているところもポイントです。
自動車部品製造から飛び出し、「アウトドア製品の製造」や「BtoC」への挑戦を刈谷で働く私たち十六銀行も全力でサポートします。
皆さんも、高精度な技術で生まれた「ペッパーミル」をぜひ手に取ってみてください。
（十六銀行刈谷支店担当：次石　尊昭）

日進精機株式会社について
所在地：〒448-0803 愛知県刈谷市野田町新田25番地
代表者：代表取締役社長 中村 智
お問い合わせTEL：0566-21-1157 　
会社ホームページhttps://www.nissinseiki.jp/
 

＜募集方式について＞

本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

<プロジェクトへの寄附について>
本プロジェクトへのご寄附は、税制上の優遇措置の対象ではありません。
 

＜適格請求書（インボイス）としての領収書の発行について＞
本プロジェクトの事業者は、適格請求書（インボイス）発行事業者です。

詳細は「よくあるご質問」https://www.oco-s.jp/faqをご参照ください。